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World
Voice from the world
世界各地からの子育て便り

育った家庭によって考え方やルールが違うように土地が変われば常識も変わったり。
いろんな土地のいろんな文化。でもみんな頑張っているのは同じ。
子育て中のお父さんやお母さんが連載するコラムです。

from Sweden

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私達は夫婦ともに音楽が大好きなので、家や車の中ではいつも何かしら音楽が流れています。以前は集めていたCDを中心に聴いていたのですが、最近は「Spotify」というスウェーデン発のストリーミング配信サービスばかり使っています。月額払えば新旧混ざった4000万曲以上がなんと聴き放題!子ども達はそれまではYouTubeで曲を聴いていたけれど、子ども向けでない動画まで出てくるのでSpotifyで音楽だけを聴けるようになって私達もひと安心です。さすが今どきの子ども、プレイリストなどもしっかり使いこなして楽しんで大人顔負けです。そしてもっと身近に音楽を楽しむ機会といえば、やっぱりコンサート。ストックホルムの夏の風物詩のひとつが、遊園地での野外コンサート。何と遊園地の入場料だけで、有名アーティストのコンサートが聴けちゃうのです。年間パスでも買おうものなら、期間内はコンサート行き放題。ちなみに今年はアリス・クーパーやエルトン・ジョン、過去にはボブ・マーリーやポール・マッカットニーなども来たそうです。それが3000円ちょっとで聴けるんですから!普段は子どもを連れて行きづらいロックコンサートでも、ここなら大丈夫。うちの子ども達も、幼い頃からイギー・ポップやWolfmotherのコンサートに連れて行ってロック好きに洗脳中。子どもと一緒に、好きな音楽を楽しめるなんて音楽好きな親としては最高の環境です!

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profile

家族はスウェーデン人の旦那、9歳と15歳のワイルドな娘2人。5年間のフランス生活を経て、スウェーデンに移住して13年。北欧雑貨のネットショップを運営していたが、大阪移住した際に一旦閉店。上の子はスウェーデン生まれ、下は日本生まれと両国の妊娠・出産の大違いを体験。
趣味:旅行。遺跡を見つつ、現地でおいしいものを食べることに情熱を注ぐ。
夢:暖かい国の、白い砂浜の近くでのんびり暮らしたい。

from France

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ショパンからドアーズのジム・モリソン、ジョン・レノンの息子ショーン・レノンなど昔から沢山の音楽家たちがパリに魅了され訪れています。フランスでは音楽の養成場が豊富で、まずコンセルヴァトワールと言う国立音楽学校がパリをはじめ、各地に存在しています。このコンセルヴァトワールは始めに週3回ほどの習い事としてとても人気があり、小学生から可能です。競争率は非常に高く、毎年、各コンセルヴァトワールに多くの希望者が集まります。恐らくパリの90%のこどもたちが希望しているほど。2年前までは先着順だったりしましたが、現在は完全なる抽選で行われます。音楽では声楽、ヴァイオリン、ギター、ピアノetc..と各専攻を選ぶことが可能で、1番人気はやはりピアノで、音楽の他にも舞踊、演劇などがあります。後々このコンセルヴァトワールに習い事としてではなく、入学したい場合は厳しい入試があります。さて、そんなコンセルヴァトワールが程遠い存在である現在小学2年生の次女は、ポップミュージック大好きっ子でありまして、ケイティ ペリーの大ファンです。将来はケイティ ペリーのような歌って踊れるアーティストになることを夢見ています。実はミュージカルも習っているので、ミュージカル教室で習っている曲を家でよく歌っています。しかし、本来 舞台用の音楽なので音量が大きく、それを一般室内で声を張り上げて歌われると、近所迷惑にもなり、私たちの耳も壊れそうになります。お世辞でも決して上手いとは言えない次女の歌、聴き手は辛い状況に置かれます(笑)。果たして将来はケイティ ペリーになれるか? 頑張ってもらいたいと思います。

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profile

パリ15区在住。アートフォトグラファー。2008年に北海道から渡仏。翌年に次女が誕生。
家族構成:フランス人の夫、長女、次女、猫3匹、チワワ
趣味:大好きなロリー・ギャラガーに憧れてギターを弾いています。歌川国芳の浮世絵が大好きで三毛猫を飼っています。猫が大好きなお菓子作りもよくします。
夢:15年後にはアイルランドの田舎へ移住し、夫婦まったり暮らしたいです。

from Germany

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ドイツは日本に比べると、街中はとても静か。音楽の街だからこそ、かもしれません。数ヶ月前、ハンブルグで行われた合唱大会に、息子の通う小学校が参加しました。そこでは約2千人の生徒とその家族、教師らが大合唱。ホールに響き渡る歌声だけでなく、主催者の「音楽は競い合うものではなく、共有し合うものだ」というメッセージにも深く感銘を受けました。ハンブルグの新たな名所地となった、銀色に輝く水上コンサートホール「エルプフィルハーモニー」では「子どものためのコンサート」が定期的に行われます(イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃も訪れたんですよ!)。司会者が子どもたちに分かりやすく曲と楽器の説明をし、アットホームな雰囲気の中でオーケストラコンサートを鑑賞することができます。演奏会後には楽器を試しに弾いてみることも。ドラマーの夫とピアノ教師の私は、いつも子どもたちと様々なジャンルの音楽を聴いて楽しんでします。週末になると、わが家のリビングはダンスフロアーに変身。様々なジャンルの音楽に触れることは、ピアノを教える上で私が重視していることの一つでもあり、クラシックのみならず幅広く色々なジャンルに触れ、それぞれの音楽スタイルを楽しんで欲しいと思っています(ちなみにジブリ映画の曲は、ドイツ人生徒にも大人気です)。またレッスンでは連弾にも積極的に取り組みます。複数で曲を創り上げることは、協調性や信頼関係を育むだけでなく、とにかく楽しい! まずその「楽しさ」を伝えたいのです。音楽は誰もが分かり合えるたったひとつの世界共通語。そしてピアノが、末永く、生徒たちの人生に寄り添う存在になればいいなと願っています。

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profile

音楽留学がきっかけで渡独して早17年。現在はピアノ教師をしながら、好奇心旺盛なドイツ人の夫と、スポーツ大好きな長男9歳、そしておてんばな長女6歳と4人で北ドイツの小さな市に住んでます。
趣味:アクセサリー作りや手芸、工作。
夢:キャンピングカーを購入し、家族4人で自由気ままな旅をすること。