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World
Voice from the world
世界各地からの子育て便り

育った家庭によって考え方やルールが違うように土地が変われば常識も変わったり。
色んな土地の色んな文化。でもみんな頑張っているのは同じ。
子育て中のお父さんやお母さんが連載するコラムです。

from Sweden

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自分がぬいぐるみが大好きだったせいか、子どもが生まれたら一生大事にしたくなるようなぬいぐるみをあげたいと思っていました。それはキャラものではなく、装飾性が省かれ、なるべくデフォルメされてないものがいい。ダンナやその兄弟が幼い頃に遊んで、クタクタになったドイツのシュタイフ社のぬいぐるみが手元にあるけれど(もう壊れそうで遊ばせられない)、なるべくそんな手堅い感じのものがいい。上の子がまだ幼い頃、ストックホルムの屋外博物館&動物園のスカンセンの売店で、私のイメージ通りのそれに出合った。ほぼ実物大の野ウサギのぬいぐるみ。ずしりと重さもあるし、地味な毛色もリアル。オランダ製のそのウサギは、プレゼントしたその日から娘の相棒となり、どこへ行くのも一緒。その後、贈り物などでぬいぐるみを貰ったりしたこともあって、一時期ベッドの半分近くを占領していることもあったりして。そしてティーンエイジに差しかかりそうな今、一緒に寝床で過ごすぬいぐるみは厳選されてたった3つに。いい感じにくったり感が出てきた野ウサギは、大きくなった娘のそばでいつものようにぺたりと寝そべっています。

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profile

在住エリア: スウェーデン ストックホルム郊外
井浦 史 46歳
http://kikkistockholm.com

家族はスウェーデン人の旦那、5歳と11歳のワイルドな娘2人。5年間のフランス生活を経て、スウェーデンに移住して8年。北欧雑貨のネットショップを運営していたが、大阪移住した際に一旦閉店。現在はショップ再開を計画中。上の子はスウェーデン生まれ、下は日本生まれと両国の妊娠・出産の大違いを体験。
趣味:旅行。遺跡を見つつ、現地で美味しいものを食べることに情熱を注ぐ。
夢:暖かい国の、白い砂浜の近くでのんびり暮らしたい。

from England

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息子の大のお気に入りは、生後9ヶ月の時、お友達の息子さんが旅行先で選んで買ってきてくれたキツネのぬいぐるみ(パペット)です。当初、息子はこのぬいぐるみのことをキツネではなく、犬だと思っていたらしく、「ワンワン」という愛称で、とてもかわいがるようになりました。今は、犬とキツネの区別がつくようになりましたが、呼び名を変えることなくワンワンと呼んでいます。ナーサリー(保育園)に行く時は、必ずお供として連れて行き、夜も自分のベッドで一緒に寝ています。一度、ナーサリーに置いてきてしまった時は、ナーサリーのスタッフが「これがなくては、夜寝られないでしょう」と言って、わざわざ家まで届けてくれたことがありました。ナーサリーでのお昼寝の時も、自宅で夜寝る時も一緒。日中も一緒に遊んだりするので、洗濯が必要となって、もう1匹の「ワンワン」を購入しました。パペットなので、中に手を入れられるようになっており、やわらかな素材で作られています。洗濯が簡単で、すぐに乾くのも助かります。イギリスでは、小さな子どもへの贈り物に、テディベアやウサギのぬいぐみをプレゼントすることが多いようです。子どもにとって、柔らかく、抱き心地が良いのは、安心感があっていいみたいですね。

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profile

存在エリア:イギリス ロンドン
ニコルソン美穂 36歳

大学卒業後、東京で4年間働いた後、かねてから夢だったイギリスの大学院で勉強するために学生として渡英。その時にイギリス人の主人に出会い、卒業と同時に結婚。2006年からロンドンに住み、日本で働いていた同じ会社に再就職。2010年11月に長男を出産。現在3歳。1年間の産休を経て、週3日の仕事に復帰し、仕事、育児、家事の両立を目指している。息子が完璧なバイリンガルに育つよう日々奮闘中。
趣味:バレエ鑑賞、テニス
夢:リタイア後、イギリスか日本の田舎でのんびりした自給自足の暮らしをしてみたい。

from Iwata

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我が家で相棒アイテムといえば、ヤマニ醤油の「ほんつゆ」。私が小学生の頃、実家の食卓に登場して26年、結婚後も変わらず愛用しています。ほんつゆは、醤油をベースにカツオ出汁やサバ出汁などを混ぜ合わせて作られるのですが、このブレンド具合が絶妙。お浸しや湯豆腐、納豆にかけてもいいし、煮込みや炒め物など料理に加えても、コクとまろやかさが出て味がバッチリ決まります。これがないと納得した味が出なくて…と思うのは、きっと母の手料理を通じて、その味が私の体にすっかり馴染んでいるのでしょう。1868(明治元)年創業のヤマニ醤油は、「奇跡の一本松」で知られる岩手県陸前高田市に本社があり、東日本大震災では醤油蔵や事務所が大津波で流されてしまいました。ですが、幸いにも瓦礫の中からレシピが見つかり、被災前と同じ原料の仕入れが可能になったことから、ほんつゆの製造を再開。以前は御用聞きだけの販売でしたが通販も新たにスタートし、今では全国にファンが広がっているそうです。私としては、震災後の再発売を知り、「これまで以上に応援しよう」と思ったのはもちろん、「家族が笑顔で食卓を囲めることは、平凡だけどなんて安らかで幸せなことだろう」と深く感じました。料理は得意とはいえませんが、家族で手料理を楽しむ時間、それを何より大切にしたいです。そして、母、私、娘の3世代でほんつゆを愛用することで、復興の一助となればうれしいです。

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profile

在住エリア : 日本 岩手県
小山 景子 35歳

高校まで引越しが多く、東北や関東のあちこちで暮らす。大学から岩手県で一人暮らしをはじめ、街から見える山の風景や澄んだ空気が好きになり、その結果(!?)岩手で結婚することに。2011年に長女を出産。娘が喘息持ちのため、仕事量はセーブしつつもフリーライターとして活動中。
趣味:手ぬぐい収集。晩酌。ダイエット(もう何度目になるやら)。
夢:いつか娘と飲み歩きたい。